昨年書いておきたかったお祭りです
1ヶ月以上過ぎてしまったので、記憶を呼び戻す為
パンフレットを手元に置いて書いています。
26年12月3日
秩父夜祭昼の部へ
御旅所にある亀の子石
秩父神社の女神の使いで武甲山の男神と
1年に1回の逢瀬の大切な役割をする亀さん
(まるで七夕さまの織姫と彦星物語のよう)
秩父神社神楽
古典神話を題材に35座あって
国の重要無形民俗文化財に指定されているとのこと。
秩父神社内の屋台も奉納のため来ていますので
盛りだくさんです。
あっちを見てこっちを見てと・・
神社を出て町の至る所で屋台の曳き踊りを見ることができました。
三味線と長唄の演奏で
子供達が曳き踊りをするのですが、
これが
屋台の緞帳が上がって、
本格的な日本舞踊の衣装を着て、もちろんお化粧もきちんとして
見物客に披露してくれるのです。
話には聞いていましたが、実際に見るとワクワクします。
屋台が横に張り出し舞台をだして屋台舞台もあり
(この舞台も驚きです。)
今年は白波5人男を演目としていました。
おねり(歌舞技道中)
屋台芝居が終わってから八尾百貨店の駐車場の
歌舞伎公演へ向かって歩いておひろめです。
笑顔が可愛らしく楽しそうなのです。
花の木小歌舞伎クラブと秩父歌舞伎正和会
子供の部と大人の部
4:00から
八尾百貨店の駐車場で
歌舞伎公演
子供の部から
おひねりも投げられて(と言っても関係者のやらせで・笑・)
微笑ましい
大人の部は歌舞伎の物語を知っていないと少々時間のたつのが遅く
暗くなり照明がつく頃には足元から寒さがしんしんと伝わってきました。
でも伝統を守り、継承している市民の皆様は
温かいです。
暗くなり駅に向かって歩いて行くと、
道路の両端に(御旅所に向かって行く
笠鉾と屋台の曳き回しや花火を待っている)人々が
並び始めていました。
寒いのに~皆様!
<御旅所から団子坂の写真>
夜の部
何十年前の記憶の出来事
家族で、夜祭を見物しようということになり、
仕事帰りに集合して夜の部の見物に来たのです。
当時は秩父夜祭りだから夕方からに見るもんだと思っていて
団子坂あたりで屋台や花火を見物
狭い団子坂は人でごった返していました。
その時は
楽しいというより寒いのと人の多さでぐったり
お祭りのクライマックスを見ているようで見ていない。
仕事疲れもあり帰りの電車内でホッとして眠りこけてしまったという
記憶
その後秩父夜祭りは寒いというイメージになり
もう行かないと・・・
その後何十年後
実は昼の部があって、そちらのほうがおもしろいのだと知り、
いつか機会があれば一度行って見ようと思っていて、
その時がきたのです。
やっと、このお祭りの全貌がつながったということ、
う~ん
周りが見えてくるにはある程度の年月が必要なんだと
実感したのです。!
追記
露店でカップの燗酒を売っていて、
老若男女が飲んでいました。
お祭なのでかっこいい
私も飲みたかったけど、酔っ払ってその場で眠くなっては困るので、
我慢
我慢
我慢
予約していた18:25分発の特急にすべりこみ
帰りました!